今日読者の方からこの様なリクエストをいただいた。

Unknown (Unknown) 2006-05-24 06:05:23

http://www.youtube.com/watch?v=_QEv1bIFBBQ

この動画について長文かいてくださいな。
まとめブログ作者の分析と意見を聞いてみたい。

--------------------------------------------------------

日本人メジャーリーガーに私は特別の思い入れがあるので、一言書いておこうと思う。

大戦中のアメリカにおける対日プロパガンダを見る限り、日本人は目が細く、出っ歯で牛乳瓶底眼鏡をかけ、背は低く嘆息で醜い容姿の日本兵が連合国兵士を虐待しているイメージを国民に植え付けていたことを、戦中のポスターなどで知る事が出来る。

日本人とは蟻の様に働き、何時もくたびれていて、首にはカメラをぶらさげ至る所で写真を撮っている奇妙な人間と印象付けられている。映画の中でも日本人は何時も集団で行動する奇妙な役柄ばかり与えられていた。

しかし、日本人メジャーリーガーとは、映画のような演技でも作り上げられた存在でもなく、実力で活躍している日本人男性である。欧米人が抱いていた日本人は背が低く、近眼で眼鏡をかけ、胴長嘆息で奇妙なアジア人と言う旧来のイメージを改善するばかりではなく、貧弱で白人とは肉体能力で劣り、日本人が白人と対等にスポーツは出来ないと思われていた常識までをも覆した。

蟻の様に働き、勉強虫だと思われていた日本人。しかし日本人メジャーリーガーの活躍で、身体能力でも日本人は白人に迫る能力を持っていると証明したのである。


野球を通して、日米友好にどれだけ貢献しているのか計り知れない。アメリカのアニメで「サムライジャック」と言うのがある。サムライジャックは礼儀正しく、強く優しい典型的なアメリカのヒーローだ。日本人男性のイメージ向上が無しでは、この様なアニメがアメリカに受け入れられることも、企画される事も無かった。

アメリカ兵を虐待しているイメージのある猿の様な出っ歯のチビが刀を振り回し、日本人男性が悪を倒しても、誰も感動などしないのだ。「サムライジャック」の人気は確実にアメリカ人の日本人男性に対するイメージが過去２０年において向上した表れと言える。もっと言えば、アメリカにおける野茂投手を始めとする日本人メジャーリーがの存在が、忍者やサムライがアメリカ人に目に見える形で印象付けられたと私は想像する。

「松井選手のジャップ発言」だが、７秒のムービーでありこの発言の前後関係が掴めない。但しこのムービーから見て取れるのは、松井選手は我々日本人を別称として日本人をジャプと呼んだのではなく、松井選手に群がる日本人報道陣をアメリカ人が見たら異様であろうなと言う意味で、「向こうから見たらジャプの集会に見える」と自分を含めてジャップと発言したのだ。これは松井選手の冗談の中での発言であり、松井選手を批判する必要はない。

人間とは失敗に学ぶ生き物だ、どんなに気を付けていても失言してしまったり、人を傷つけてしまう事がある。日本人とは謙虚で他人を傷つけまいとする心理が優先される。例え自分を侮辱してでも他人の名誉を守ろうとする心を持っている。強い松井選手が、アメリカ人に対して冗談の意味で発言したのかもしれない、若しくは機嫌が良くつい誤解を受ける冗談を言ってしまったのかもしれない。


日米両国における松井選手始め日本人メジャーリーガーの貢献を考えれば、この程度の失言は問題にならないだろう。しかも松井選手の様なスーパースターに「ジャップ」と言われなければ、日本人が自分たちの常識とされてきた美意識に疑問を持とうとすらしない。松井選手の発言は失言どころか、日本人の狂った美意識を再認識させるきっかけとなるはずだ。

異国での日本人の大群、これを目にして「異常」であると思えない人間は日本人以外いないのだ。過去にも海外で活躍する日本人選手を報道しようと、日本の報道陣やら芸能人が現地で大ハシャギして現地で失笑を買った事件がある。美意識が崩壊状態にある日本では海外で羽目をはずし女はブランド物やチムコに群がり、日本国民はスーパースターのプライベートを無視してまで群がり、国民レベルで海外で醜態を晒し自爆する人間が多い。

ともあれ、今回の松井選手の発言には全く問題はない、批判する必要など全く無いと私は考える。正直この発言がネットに晒され松井選手も困惑している（知らないだろうが）事でしょう。松井選手はアメリカで大金を稼ぐのみならず、日本人男性の能力の高さを証明し、日本人男性のイメージ向上に多大な貢献をしている。一方アメリカには多くの日本人野球ファンを呼び寄せ、経済的にも大きな貢献をしている、勿論本業の野球でも活躍をしている偉大な選手です。

日米両国に大きな好影響を与える日本人メジャーリーガーは真の日米友好の架け橋といえます。互いに大きな利益を生み出す。これが本当の友好関係と言えるでしょう。日本人が一方的に金やら物をばら撒き、中国人やら韓国人、その他途上国との相手に尊敬されない見せ掛けの友好関係を「凍結せよ」「途上国からの国費留学生受け入れを大幅削減し、先進国からの国費留学生受け入れを拡大せよ」と「これほど醜い日本人女性」では主張し続けています。

一方的に他方に利益を与え続ける友好や交流関係を続けている関係者、そして海外で日本人のイメージを陥れている日本人女性馬鹿女の皆様も、是非、アメリカで活躍している日本人メジャーリーガーを見習って欲しいものです。